飲みにケーションよりお弁当を囲むコミュニケーション!時代に合った方法を選択する企業も登場

同じ会社で働く仲間同士でコミュニケーションを取るために重宝されてきたものといえば「飲み会」です。

ビジネスの場から離れてみんなで会話をしながら食事を楽しむ。それが働く日々のリフレッシュと感じる社員もいれば、中には「本当は飲み会が苦手だけど周りに嫌われたくないから出席する」という社員もいるようです。

お酒を飲まない若者や、飲み会への参加を断る若者が増えてきたという、ある意味では新時代になったここ最近。飲みにケーションに取って変わる新しいコミュニケーション方法が脚光を浴びつつあります。

飲みにケーションよりお弁当を囲むコミュニケーション

お酒を飲みながらのコミュニケーションこと「飲みにケーション」は社員により相性が分かれることから、お酒が苦手な社員でもコミュニケーションを取りやすいように最近注目されているのが「ランチタイム」の食事会です。(ランチミーティングとしている会社もあり)

ランチタイムにみんなで食事をするのは業務時間内なので、アフター5はプライベート重視派の社員も安心。また、シンプルに美味しい昼食をみんなで食べれば、午後の業務へのモチベーションが上がるということからも注目されている部分があります。

飲みにケーションはもう古い!?多様化する若者の価値観

ランチタイムのコミュニケーションやランチミーティングが便利な背景には、昔と比べて若者が変化していることもあります。

昔は「上司が注ぐお酒はお酒が苦手でも飲まないと失礼」という風潮もありましたが、今、もし無理やり飲ませたらパワハラに該当する可能性がありトラブルの元です。

部下を持つ立場の社員にとっても、「どこからがパワハラに思われるだろう」という点は悩みの種になりやすいです。自分に悪意がなくても相手が騒げば問題になってしまうからです。

また、若者の中にも堂々とお酒を断ったり、そもそも会社の飲み会に参加しなかったりといった選択をする層が増えていて、「仕事のためにみんなで親睦を深めよう」というシンプルなコンセプトが複雑化しやすくなっています。

これを打破できる可能性を持っているのが「ランチタイム」です!

お弁当を囲むコミュニケーションのメリット

ランチタイムに社員同士で集まって食事をしながら会話をするコミュニケーションの取り方にはどのようなメリットがあるのか、以下でみていきましょう。

ランチミーティングは残業削減に繋がる!?

ランチタイムにただ会話を楽しむのも良いですが、ここにミーティングをくっつけると時間の節約になり、その分残業時間を削減しやすくなるというメリットがあります。

特に子育て中の社員や、夜から予定がある社員がいる場合。彼らはランチタイムにミーティングをして残業を減らしたいと感じているケースが多いので、メリットをたくさん感じられます。

飲み会が苦手な社員も参加しやすい

プライベートでお酒を飲まない層が増えているといわれています。中には「お酒が苦手」という社員がいてもおかしくありません。
お酒が苦手だと、周りに気を遣いそれを隠して飲み会に参加する層と、何かと理由をつけて飲み会自体を避ける層に分かれます。

後者でも、ランチタイムなら!!遠慮なく周りとコミュニケーションが取れます。

人見知りでも人間関係を作りやすい

仕事のことを聞くために話しかけるだけでも緊張してしまうという人見知り度の高い人にとって、職場で人間関係の距離を詰めるのはなかなか大変なものです。

本当は周りともっと話したいけど、人見知りゆえに「話しかけないでオーラ」のようなものを出してしまい、険悪なわけではなく周りとは良好な関係なのに昼食は1人・・・というような社員も、職場全体でランチタイムに集まるようにすれば、勇気を出して周りと打ち解けやすくなります。

職場に気軽に話ができる仲間がいるだけで(人間関係が充実していると感じられるだけで)社員の離職率はグッと下がるという説があります。

人間関係の構築のためには自然なランチタイムの集まりは非常に役立ちます。

社員のコミュニケーションが仕事にも有益!?

社員同士のコミュニケーション。どんどん自分で人間関係を構築していくというタイプの社員もいますが、そういうのは不得意という社員も。色々いるのがコミュニティです。ランチタイムに集まって食事をすると、それを打開するためのいくつかのメリットが期待できます。

コミュニケーションがあると仕事のモチベーションが上がったり、社員の離職率が下がったり、ビジネス面に良い影響を与えるので、飲みにケーションよりランチタイムのコミュニケーションという流れが注目されるのも納得ではないでしょうか。

ランチのお弁当は仕出し弁当がおすすめ!

社員で集まるランチタイムには、仕出し弁当がおすすめです。まとめて参加者分注文しておけば、「美味しい」という話題から会話がどんどん広がる可能性もあります。社員の胃袋を掴んで良い展開を生み出しましょう!


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